テラウルフ、37億ドルのAIホスティング契約で株価が22%上昇──グーグルが8%の株式を取得 | CoinDesk JAPAN(コインデスク・ジャパン)

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テラウルフ、37億ドルのAIホスティング契約で株価が22%上昇──グーグルが8%の株式を取得

  • グーグルは、フルイドスタックのリース債務のうち18億ドルを補填し、テラウルフの株式8%を取得した。
  • フェーズ1(40MW)は2026年上半期に稼働開始し、2026年末までに200MW超の完全な導入を予定している。

これらの契約により、約37億ドル(約5365億円、1ドル145円換算)の契約収益が確定した。2件の5年間延長オプションが行使された場合、87億ドル(約1兆2615億円)に増加する可能性がある。

グーグル(Google)は、フルイドスタックのリース債務18億ドル(約2610億円)を補填し、プロジェクトのデットファイナンス(負債による資金調達)を促進し、約4100万株のワラント(新株予約証券)を通じてテラウルフの株式8%を取得することで、このプロジェクトを支援することになる。

これらの契約により、アメリカの西ニューヨークにあるテラウルフのレイク・マリナー(Lake Mariner)データセンターに、200メガワット(MW)を超える重要なIT負荷(総容量約250MW)が提供される。この施設は、液冷式AIワークロードに特化して設計されている。

テラウルフのレイク・マリナーの施設は、345キロボルト(kV)の二重送電線、閉ループ水冷、低遅延光ファイバー接続を備え、要求の厳しいAIワークロード向けの最高のハイパースケール対応施設として位置付けられている。40MWの容量を提供する導入フェーズ1は2026年上半期に予定されており、年末までに完全に構築される見込みだ。

両社の経営陣は、この提携の戦略的重要性を強調した。ポール・プラガー(Paul Prager)CEOは、これはテラウルフにとって「決定的な瞬間」だと述べた。ナザール・カーン(Nazar Khan)最高技術責任者(CTO)は施設のスケーラビリティや準備が整っていることを強調した。フルイドスタックのセザール・マクラリー(César Maklary)社長は、迅速かつスケーラブルなAIインフラに向けた共同の取り組みを強調した。

契約は毎年増額ありの修正グロスリース方式であり、施設レベルの純営業利益率は85%、金額にして年間約3億1500万ドル(約457億円)に達すると見込まれている。プロジェクト総費用は1MWあたり800万~1000万ドル(約11億6000万円~14億5000万円)と予測される。フルイドスタックは、施設内のCB-5の30日間の独占オプションも保有しており、さらに160MWのIT負荷を追加できる可能性がある。

テラウルフの株価はプレマーケット取引で22%上昇し、6.68ドルとなった。

|翻訳・編集:林理南
|画像:Markus Winkler/Unsplash
|原文:TeraWulf Jumps 22% on $3.7B AI Hosting Deal, With Google Taking 8% Stake

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